30代になる私は万年乾燥肌に加え、衣類の摩擦や洗い過ぎが原因と思われる接触性皮膚炎に悩まされていました。
外で我慢するくらい、体が痒くて夜中目がさめるなんて事もありました。いつも通院で通っている皮膚科の先生によると、化学繊維でできているトップスや肌着の摩擦によりかゆみが発生し、冬場は乾燥、夏場は汗があせもの原因になるそうです。
子育てに追われる中、オールインワンの効果もいまひとつ
皮膚科から出される保湿剤をスキンケアにした上に炎症を止める薬やかゆみに作用する薬を塗ったりしてケアをしていました。
さらに子育てをしているので、お風呂上がりにゆっくり自分のペースで保湿している時間もありません。なので、オールインワンゲル化粧品や多機能化粧品が出回っている中、高い物、安い物、あらゆるものを使っていました。
また、ネットやSNSで検索してオールインワンを定期購入したりしていました。オールインワンはお風呂からでてからすぐ使えて、それだけで大丈夫とパッケージに書かれているのに、すぐ乾くような、独特の皮膜感と肌表面だけコーティングしたようなキシキシした使用感のものが多い印象でした。
ゲル状のものがよくないのか?と思い、ゲルから化粧水にターゲットを変え、できればそれだけでスキンケアが完了できるくらいの物を探していました。
菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿の使用感
よく読んでいる雑誌に、生活雑貨をテストして本当に優れたものかどうかを考察するというものがありました。そこで1位に輝いていたのが「菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿」です。
この化粧水が気になり、自身で試してみました。その雑誌で絶賛されていたのは、この価格で保湿成分である「セラミド」が含有されていること。
使ってみると、すぐ乾かずに潤っていて、お風呂から上がって1~2時間経っていてももっちり、つやつやの肌になれました!
この使用感がやみつきになり、ポンプをスプレーポンプに替えて、頭から足の先までお風呂上がりに浴びています。セラミド配合のおかげか、この化粧水を霧吹きでかけた後に子どもの着替えやお世話をしても潤っていて、感動いたしました。
オールインワンゲルで補えなかった潤いがこの1本だけで補えるので、子育て中で忙しいママさんや乾燥肌がひどい方でも使っていただけると思います。ただ、ポンプがこのままだと使いづらく、中身の量が多いので、そのまま使うと大変だと思います。
そこで、私は無印良品のトリガータイプのヘッドポンプに替える工夫をしました。トリガータイプではないものだと、体全体にかけるのが大変で、少量しかでないので、個人的にはトリガータイプが気に入っています。
米の匂いも気にならない日本酒の化粧水
「菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿」は透明ピンクのボトルに500ml入って1000円しない高コスパの化粧水です。
この値段でセラミドを含有しているので、専門家の方からは絶賛されています。中身は白濁色の化粧水で、「ハトムギ化粧水」のような色具合。
そして、ゆるいトロミがついており、匂いが少し強く、日本酒特有の米の発酵の匂いがします。けれども、この匂いはつけた後にすぐ消えるので気になりません。ただ、匂いの強めのボディローションやオイルなどと一緒に使う時は混ざってしまうので注意が必要かもしれません。
また、これとはまた違うタイプの白いボトルの「菊正宗 日本酒の化粧水」はセラミドが含有されておらず、さっぱりとした使い心地となっています。「菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿」がベタつくと思う方にはこの白いボトルの「菊正宗 日本酒の化粧水」を使われた方がいいと思います。
(文・かんちゃんmama)