いつも顔色が悪い私にはファンデーションのカバー力がすごく大事なのですが、パウダーファンデーションとリキッドファンデーションのどちらを選べば良いかという葛藤がありました。
リキッドファンデーションは、しっとりしていて密着感があり化粧崩れも少ないのですが、薄めに塗らないとテカリが気になり十分なカバー力が得られません。
パウダーファンデーションは、カバー力が高いものが多いですが、乾燥しやすく鼻のまわりがドロドロに崩れるという点が気になっていました。乾燥してカサカサになったり崩れてドロドロになることだけは避けたかったので、カバー力が足りないと思いながらも、コンシーラーを使いながら妥協してリキッドファンデーションを使っていました。
パウダリースキンメイカーの口コミは本当だった
そんな中、自分に合うファンデーションがないかと探していたところ、ケイトの「パウダリースキンメイカー」が目につきました。
もともとケイトが好きだったこともあり、「リキッドなのに塗るとパウダーになる」という口コミが気になり購入しました。
一体どんな使い心地なんだろう?と興味本位で購入してみたのですが、使ってみると本当にその通りで、リキッドファンデーションなのに塗り広げるとパウダーのようにさらさらな感触になりました。
リキッドファンデーション特有のしっとり感を保ったまま、パウダーファンデーションのようなマットな仕上がり、という印象でした。
使用方法としては、下地を塗った後にファンデーションを顔全体に広げ、スポンジでおさえて整えます。特に気になる部分には、少量のファンデーションを重ね付けすることで、カバー力を高めることができます。マットな仕上がりになるので、つやのある肌が好きな人は、ハイライト等を使った方がいいかもしれません。
リキッドファンデーションはモノによっては、かなり塗り込まないとずるついてムラになることがあるのですが、このファンデーションは塗っていく内にパウダーのようになるのでムラにならずにピタッと肌に密着するような感触でした。カバー力も高く、毛穴やクマもしっかりカバーしてくれるのでコンシーラー要らずでした。
化粧持ちについては、リキッドファンデーションとパウダーファンデーションの間くらいと言ったところでしょうか。鼻のテカリと口周りの乾燥が少しありましたが、フェイスパウダーで直せば問題ない程度でした。パウダーファンデーションのような乾燥感やドロドロに崩れるような感じはなかったので、私のようにリキッドファンデーションかパウダーファンデーションで決めきれない人にはおすすめです。
ケイトのリキッドファンデーションの特長は?
ケイトはカネボウ化粧品のメイクアップブランドで、「クールでシャープな世界観のトレンドメイク」をコンセプトとしています。
リキッドファンデーションには「パウダリースキンメイカー」と「シークレットスキンメイカーゼロ」の2種類があります。
パウダリースキンメイカーは、液状なのに肌の上でパウダーに変わる液体パウダーファンデーションです。最初は液体なので、しっとり感と密着感がありますが、肌の上に伸ばすとパウダー状に変化し、マットでさらさらな仕上がりになります。
塗ると余分な油分が揮発することによりこのような使用感を実現しているそうです。余分な油分がなくなるので、厚塗感がなく梅雨や夏の暑い日も化粧崩れしにくいのです。さらに、カバー力の高い顔料とさらさらの球状パウダーを配合した「ハイカバー&スムース処方」により、厚塗感なく毛穴をカバーしワントーンアップした明るい顔色に仕上がります。
少し明るめの色に仕上がるので、白浮きしないように色を選ぶ際は注意が必要かもしれません。
私は2種類あるうちのパウダリースキンメイカーを選びましたが、もう一方のシークレットスキンメイカーゼロはさらにカバー力が高い処方になっています。購入する時にこちらも手で試してみたのですが、かなり重たい塗り心地でパウダー感が強すぎたのでパウダリースキンメイカーの方を選びました。仕上がりや塗り心地の好みに合わせて選ぶとよいと思います。
(文・しじみ)